過去に整形手術を受けたかどうか
整形に関しては日本人であまり気にする人も少ないですが、婚前調査の項目一つとして依頼される方も少なからず存在します。
整形に関しては、物心がついた後に整形をしたケースについては判明することが多いですが、最近では小学校に上がる前に整形をさせるような親も増えてきているので、昔の写真などと照らしあわせても判明しないというケースが増えてきています。
特に、アジア圏内では整形するということがファッションの一つに近いような状態になっている国もありますので、そのような方と国際結婚をする際に整形の有無を知りたいという方が多いのでしょう。
しかし、国を跨ぐような調査に関しては探偵事務所や興信所でも請け負ってくれないケースがありますので、まずは相談をしてどのような調査をするのかということを話して下さい。
このページの目次
その顔は本物ですか?
日本を含む、韓国、アメリカ、ブラジル、イギリス、フランス、イタリアなどの国は美容整形先進国です。
特に日本や韓国では、二重まぶたの手術、目頭切開、鼻を高くする治療、顎を出す治療、エラを細くする治療などが主流に行われ、これらの治療に関しては韓国と並んで、世界のツートップを誇ります。
気軽に行われるプチ整形
「美容整形」というと入院して手術をしたり、術後安静にしなければいけなかったり・・・と、なにかと時間がかかるイメージがありますよね。
ところが近年、「プチ整形」というものの登場により、気軽に悩みを解消出来るようになり、施術を受ける人も増えています。
初回500円から、なんていうお手軽プランまであるんです。
ちょっとした悩みの解消に
最近行われるようになった「プチ整形」。
顔の造りを変えるのではなく、次のような「表情を変える程度」の小さなお悩みを解消するために行われます。
・優しい表情を作りたい
・女性らしい目元に憧れがある
・気軽に二重にしてみたい
・スッキリした印象の顔になりたい
プチ整形の種類
10分程度
目元の手術「涙袋整形」
ヒアルロン酸を注入するだけなので10分程度で行えます。目の下にふくらみを作る施術法です。
30分程度
- 目元の手術「まぶたの脂肪吸引」
- 二重ラインに添って数ミリ程度の針穴を開け、極細のカニューレで丁寧に脂肪を吸引することで、上まぶたの脂肪を除去してスッキリとした優しい印象に変えます。
- 目元の手術「二重埋没法」
- 髪の毛より細い医療用の特殊な糸を使い、まぶたの裏側の筋肉と皮膚を何ヶ所か固定し二重を作る施術法です
- 目元の手術「目頭切開」
- 目頭から上まぶたにかけてかぶさっている皮膚(蒙古ひだ)を切開し、隠れていた涙丘を露出する事で目の横幅を広げる施術法です。蒙古ひだを取り除くことで、目も大きくなり視野も広がります。
美容整形をしたことを調べられるか
交際している彼女が整形をしたことがあるか、気になる男性も多いかもしれません。
彼女の部屋には、昔の写真が一枚もなかったとしたら・・・?
整形の可能性、考えてしまいますよね。
それももしも犯罪にまつわるようなことだったら、と心配になるかもしれません。
彼女に尋ねて答えてくれれば問題ないですが、ひた隠しにされるとその理由が気になりますよね。
かといって、例えば彼女が上京してきていて実家も教えてくれない・・・などとなると、自分で調べるのには限界があります。
ここで、探偵社・興信所の存在を思い出される方もいらっしゃるかもしれませんね。
確かに探偵社・興信所ならば、彼女の実家を調べ上げ、昔の写真を持ってきてくれるかもしれません。
けれども探偵社・興信所があなたに伝えられるのは、そういった「限りなくクロに近い状況」までです。
調査の難しい理由
探偵社・興信所を利用しても、「限りなくクロに近い状況」までしか調べられない可能性の方が高いと申し上げました。
なかなか確実に調べられないのには、以下のような理由があります。
その中でも一番の理由は、「病院には聞けない」ということでしょうか。
病院の守秘義務
医療従事者には守秘義務があります。
職務上知りえた治療の内容、情報は個人の許可なしに誰かに話したり、外部に漏れるということはありません。
また本人の承諾がない場合、本人以外からの治療内容の問い合わせには答えることはありません。
患者の個人情報は、「個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法)」および厚生労働省が策定した「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取り扱いのためのガイドライン」を遵守されている以上、聞き出すことは出来ないのです。
つまり、病院で聞き込みをしても決して教えて貰えませんし、病院外で個別に先生や看護師を掴まえて尋ねても、口外はしません。
それくらい徹底しています。
もしも、例えば病院が守秘義務を守らず何らかの見返りの為に教えてくれたとしたら・・・、逆に探偵社・興信所はその違法行為を唆したということになります。
病院だけではなく探偵社・興信所も、法律で裁かれる立場となります。
つまり双方の信用問題に関わることなのです。
ですから探偵社・興信所には、一番簡単そうに思える「直接病院に尋ねる」ことは出来ないのです。
確かな証明を提出出来ない
美容整形には「整形をした証明」などというものは存在しません。
なので、例え本人のふりをして病院から話を聞きだしたとしても、それもまた状況証拠でしかないのです。
女性は美しくありたいもの
探偵社・興信所に依頼して彼女の過去の写真を手に入れたとします。
見比べてみて特に違いないことにほっとしつつも、同時になんとなく受け取る印象が違うように感じるかもしれません。
そんなとき、その彼女は「プチ整形」をしているかもしれません。
けれどもそれは彼女はもっと美しくありたいと願って、行ったもの筈です。
犯罪性があるのでなければ、それを一概に、整形は詐欺だなどと騒がずに、あたたかい目で見てあげて下さい。
それにあなたは、そんな変化した後の彼女に惹かれたのでしょうから。
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